2005-06-29

λ 高速道路

同年代で1つの頂点を極めた 羽生善治さん の言葉には重みがある。 誰もが「急速に進化し続ける定跡」を学べばすごいスピードで強くなれる一方で、 競争を勝ち抜くには定跡の先を行かなければいけない。 定跡の一歩先に行ければ勝者だが、たとえほんのちょっとでも定跡の先に出る、 という能力は学ぶ力とは別のものだ。

定跡に倣うということは最終的な判断の基準が外にあるが、 定跡の先に出るためには「定跡ではありえなかった」自分の判断を要求してくる。

個人的な経済活動への視点のベースとしては、 コミケである特定のジャンルの栄華盛衰を細かに観察できた時期があって、 当時は無自覚だったけど、 プロデュースすることの力を五感で体感できたってのはよかったのかなあと。 ヒトの熱気が生み出すナニカ、というか。

漠然と、 批評家あるいは有識者より物語を紡ぐ者の時代、なんじゃないかという気がしている。 小泉首相もそういう意味では物語時代の象徴ではあるかな。

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